サロン日記
2024 / 03 / 04 05:21
「とりあえずトイレ」が基本のリンパケア
体がスッキリすると
心もスッキリしてくるって本当なんです!
トイレ長い時間行ってないのは睡眠不足と同じくらい体に良くありません。
「とりあえずトイレ」
健康や幸せって、そんなところにあるかもしれない。
無理にストレス解消しなくても大丈夫です。
ストレス解消しなくちゃと何か始めることが心身の負担になることもあります。
体も心も元気でいるためにひとつ、
簡単で誰にでもできることは
「とりあえずトイレに行っておく」
です。
1日何回トイレに行って排尿できてるか。
1日何ミリリットル出てるとか。
そういう難しい問題ではありません。
「ひとまず出せるだけ出しておく」
という行動から、体は変わっていきます。
排泄サイクルが変化していきます。
大人になると「まだガマンできるからトイレに行かない」という人がほとんどだと思います。ムクミがなくて快眠快便の方はたいてい、満タンになる前にトイレで出せているのです。
(頻尿が良いという意味ではありませんよ。チャンスがあればとりあえず出せるだけ出そうという話です。)
排泄という行為は体の仕組みですが、
心にも排泄作用があります。体がコマメに排泄できる人はたいてい、心のシンドさもコマメに処理できる気がします。
心にとっての排泄行為のひとつは睡眠とされており、よく眠れる人は(体も)よく出せるように思います。
「コマメに」の頻度は人それぞれに違います。
いまトイレが近くにあるなら、とりあえず行っておきましょう。
◎できればトイレの後すぐに水分をとってください。カップ半分〜1杯程度で大丈夫です。新しい水分が補給されると次の排泄につながります。
おすすめは経口補水液(OS-1など)ですが、水やお茶でも構いません(出来れば常温〜温かいカフェインの入っていないものを)。
(心疾患・腎疾患などで水分制限/塩分制限のある方は医師の指示どおりにお願いします)
あなたは幼い頃
お母さんやお婆ちゃんから
出かける前の玄関先で
出先から帰宅前のお店や駅で
「トイレに行っておきなさい」
と言われたことはありませんか?
「まだ大丈夫」といって母や祖母だけがトイレに行くのを待っていた子供、
…とは私のことです。
ヒトは膀胱や大腸が満タンになるまでガマンして良いというわけではありません。
トイレは、行ける時に行っておく。
それができることから健康な体と心がスタートするように思うのです。
排泄の刺激は、次の排泄へとつながります。
ゴミ箱がいっぱいになるより、少しずつゴミ箱の中身をカラッポにしておくような感じです。
ゴミ箱(膀胱や腸)が満タンでは、次々とかたづける(次の排泄をする)ことができない。ヒトの体はそんな風にできています。
「大」も大事なのですが
今回とくにお伝えしたいのは「小」
つまり排尿について。
トイレに行きたくなったら行く。
これが普通と思われます。
けれど特にムクミやすいお客様には
「まだ大丈夫」でも
「トイレをみつけたら行っておく」
ことを常にしつこく・強く(笑)オススメしています。
いい年をして「オシッコ大丈夫ですか?」と赤の他人に促されるのも変な感じがするでしょう…
はじめはご来店からご退出まで1度もお手洗いをご利用されないようなお客様が割と多くみられます。しかしサロンへ定期的に来られるうちに次第に、私からお声かけしなくても少なくとも1度はお手洗いに行かれるようになります。
いくら揉みほぐしてもスーパーで買ってきたお肉の脂肪が消えて、なくなったりはしませんよね。人間の体も同じで、マッサージで脂肪がとけて消えることはありません。
循環がよくなり腎臓に送られる血液が増えてオシッコが作られます。同時にリンパの流れとして水分が血液に合流してさらにオシッコがつくられます。
ザックリ説明するとこれが
ムクミが改善する仕組みです。
ムクミが起きる理由は(ほかにも複合的な原因がありますが)その逆のような感じです。
ムクミが減ると体のボリュームが小さくなるので「お腹が消えた」ように感じ、お腹まわりがスリムにみえます。ウエストサイズが気になる方の殆どに、お腹〜腰回りにムクミがあります。
見つけたトイレには入っておく。
お気に入りのトイレをみつけたら覚えておく✨
仕方なく駆け込むトイレより
「とりあえず行っておいた化粧室」
という使い方をしていきたいと常日頃から考えてます。
そんな事ばかり考えているセラピストがやってるサロンです。
看護師セラピストのリンパケアサロンとして
「大」「小」「ガス」の3つの話題を
まじめに楽しく面白く、大切にお伝えしていきます。
排泄の話はまたそのうち続きを書きます。
追伸
とりあえずトイレ行けるって幸せなことです。
災害や事故などでトイレに行きたいのにギリギリまで行けない経験を今、されている人がいらっしゃいます。
また、病気が原因で「気持ちの良い排泄」が難しい方もおられます。だからこそ「今のうちにトイレ行っておきましょ」とその行動ひとつが体と心の癒しにつながる気がしています。