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サロン日記

2017 / 06 / 30  17:34

思い出の物語

昔、父が寝床で話してくれた猟師と犬の話が忘れられない。

猟師と犬は2人暮らしで信頼しあうパートナー

ある冬、保存食の肉を盗み食いしてしまった猟犬は罪悪感でいっぱい

猟師は犬を疑いたくなくて苦しい

彼らはおでこをくっつけたら、相手の心が読めるので

 

猟師は犬のおでこに頭を当てたら

肉を盗み食いしてみたら、あまりに美味しくやめられなくて

食べてしまって、パートナーを裏切って苦しむ犬。

猟師は、犬を猟銃で撃ち殺した。

番犬として信用できないからではない

 

疑ってしまった猟師の心を

犬に読まれてしまい

信用されなくなった苦しみから

犬を救うために、泣きながら犬を殺した。

 

この話を私は6歳の時にきいた。

その時は父の前で泣けなかったが

思い出すたびに、大人になっても涙が溢れてしまう。

 

この犬の物語は、父の言葉と私の人生の中で

いくらか脚色されてると思うけど

原作は何というタイトルで、作者は誰だろう。

 

猟師にとって干し肉は貴重な財産だった。

犬は猟に付き添い、肉を守ることが仕事だ。

エサとして貰える肉は美味しくて、もっと沢山食べたかった。

 

見つからないように、ちょっとだけ食べてみる筈が

やはり犬だから、

野生の心で肉をガツガツ食べてしまった

ひと塊の干し肉を食べてしまってから、

犬はバレないか不安で、

猟師さんごめんなさい、ごめんなさい!!

って心で謝っていたんだ。

 

この話が、何通りにも私の人生の中でアレンジされては

猟師と犬の姿が目に浮かび

一度でも疑ったら、飼い主として犬を二度と信用できないし

そう思われながら側にいる犬にも

残りの日々は苦しみでしかない。

殺さないで!って幼い私は感じたけれど

 

尊厳死、という言葉がこの猟師と犬の物語にキーワードとして浮かんだ。

彼らの過ちは、100%信頼し合っていたことでお互いを追い詰めたことだ。

 

「どれほど愛し合っていても、相手を100パーセント信じては駄目。

98パーセントにしておきなさい。残りの2パーセントは、相手を許すために取っておくの」

渡辺和子/故人、元ノートルダム清心学園理事長

猟師も犬も、100%信じてたから、相手も自分も許せなかったんだ😢

 

40年かけて父からきいた物語をこんな風に理解できて、

私の行動に怪訝な顔をして、「大丈夫?」

とすぐ心配する母のことを有り難く思う。

私を許してくれるために、2%のゆとりで

信頼のハンドルに遊びを作ってくれているのだ。

 

この犬の物語のタイトルを思い出せません。

少なくとも40年以上前の話。

元は絵本のような気がします。

2021.05.09 Sunday
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